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いろいろ調べていたら、本家のSV20はカソードバイアスということが判明。これでEL34を2本で20W、3極菅接続で5W、ということらしい。固定バイアスとの違いはクリーンと歪みの境界が曖昧で、完全クリーンにしたときの音量が下がること。YouTubeで調べてみると、ボリューム3ぐらいで充分歪んでいてプレキシ7と同じ感じ。というか、これこそがカソードバイアスの特徴なのかもしれない。固定バイアスだとクリーンと歪みの境界が急峻なのでボリューム3ぐらいだと微妙にクリーンなのではないか。このあたりは実機を触らないとわからない。

ということで、フェイズインバーターのカソード抵抗その他の数値はAC30の値のままで、ここでゲインを稼がない感じでちょうどいいかもしれない。このへんは現場合わせで試してみる。NFBのオンオフ切り替えだけでいいかも。この点については、パワー菅として12AX7を使った1Wアンプでプレゼンスコントロールをつけている例があった。JMP-1もじつは改造できたのではないか。

歪みを少なくということでいえば、整流菅をダイオードに切り替えるスイッチも様子見でいいかも。ちなみにダイオード整流だとGZ34より10V上がるらしい。マスターボリュームに関しては、もともとの位置についているのはPPIMVでTrainwreck Type 3と同じことではないか。そうなると2連ボリュームでめんどくさいことをやらなくて済む。

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