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徒歩
 30分

六本木へ。ひらめ、すみいか、さより、平貝、赤身、中トロ、こはだ、あじ、赤貝、いくら、おおぐるま、タコ、うに、あなご、ここでかんぴょう巻きを追加して、たまごで終わり。これは旨かった。すめしの感じもイメージ通りで、とくにマグロ、こはだ、タコ、あなごが印象に残った。例のタコが食べられるとは思ってなく、とても香りがよかった。これなら30分で終わってもまったく高いとは思わない。ナンバーツー以下、職人さんの緊張度が半端ないのが伝わってきた。

ついでにそばも食べといた。薬味がでてきてわさびがチューブのものだったのでいきなりがっくり、そばは本店とほぼ同じで悪くなく、やや色が悪いぐらい。かけつゆは完全に東京のつゆで参考にならず。それにしても本格的なそば屋でチューブのわさびを出す店の気がしれない。わかる人間には見たらすぐわかる。本物を使ってそこまでひどいコスト高になるのか??店の考えかたが一瞬でわかってしまうと思うのだが。とくに、麺に力を入れているとなるとこの上なくアンバランスだろう。見せかけだけで、じつは麺にも力を入れてないということなのかもしれない。

ということで初台に移動して、いよいよクライマックスのマタイ受難曲。1年前から目をつけていたコンサートなので感慨深い。開場してすぐデスクのほうへ向かい本を入手。クイケンさんもおられ、あなたの音楽が好きですと伝えて握手してもらった。演奏そのものは初日のせいか声楽も器楽もちょこちょこ不安定なところがあったし、OVPPなのではじめ決定的に声が薄いと感じたが、後半は慣れてきてコラールなども充分な音量だと思えた。もともと上手い人たちなので大きな破綻はなく全体としては感動的だった。訳詞の字幕があったのもよかったし、コーラス1と2の使い分け、器楽1と2の使い分けもわかった。クイケンさんは途中で一度ガンバに持ち替えられていた。

4日間バタバタ動き回って寝不足でもあり身体はかえって疲れているが、いいインプットはできたと思う。明日からまたしっかりやろう。

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