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トレーニングする気力はあったが、金土日とたくさん蕎麦を打ったので腰がつらく金曜までもたないのでからだ工房で揉んでもらった。

そういう感じで商売をはじめてからというもの、とにかく身体のコンディション重視で人付き合いは積極的にはやらないし酒もほとんど飲まなくなっている。世間一般の労働条件は時代とともに改善される傾向なのだろうが、自分の場合は働いている密度*時間は親の世代よりも間違いなく上だし病気やケガでも休んでない。しかし、ここのところ升田幸三さん関係の本を立てつづけに読んでいて感じたのだが、現状の過ごしかたでは頭のコンディションのほうはおろそかになってしまうようだ。昔にくらべると頭の回転数ははっきりと落ちているし、人に対して気の利いたことばもとっさに出てこなくて、あとになってああ言えば喜ばせてあげられたのに、とかいうようなことがじつに多い。本も細々と読んでインプットしてはいるが、要はそれをどのように消化して深めるかであって、いくらたくさん本を読んで本人的に気持ちよくても、それが頭の浅いところでとどまっていてはあまり意味がない。子供が純文学を読んでも行間が理解できないのと同じことでまさに豚に真珠である。そのへんも考えないと後悔の多いつまらん人生になってしまう。手はじめに酒を飲む機会を増やすか?もちろん身体のコンディションはできるだけ保たないといけないが、頭のコンディションとのバランスも少しは考えないといけんだろう。

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